オルゴール療法によって交感神経が刺激されると、心配の機能が高まります。
血流が改善され、細胞活動が活発化したり、ホルモン分泌が正常に近づき、副交感神経が優位になりリラックスした状態が作られます。
オルゴールの音色に含まれる高周波、低周波が脳幹を刺激することで、自律神経が正常に近づき、心身のバランスが保たれるようになり、鬱病などの状況の改善に役立つのではないかといわれています。
鬱病の症状を訴える人が、勧められてオルゴール療法を始めたところ、数ヶ月でうつ症状が緩和されたという事例もあるようです。
また、精神安定剤などを処方されていた人が薬を止められるまでに回復した、という事例もあります。
このブログを検索
最近の記事
関連リンク
-
脳卒中後遺症などの神経系の患者に対し、音楽療法を適用したところ、不安、活気、末梢感覚などについて改善がみられたとの報告があります。 オルゴールのもつ豊富な高周波の刺激は、骨伝導を通して脳深部にも影響を与えているとのことです。 また、脳梗塞のリハビリに音楽療法を併用することで効果が...
-
音楽療法の一種、オルゴール療法についての本が刊行されています。 著者は、オルゴール療法の提唱者、佐伯吉捷氏。 人の可聴域を超えるオルゴールの音色が脳を刺激することによってもたらされる効果について、医学的な裏付けと豊富な実例を挙げて解説されており、オルゴール療法の入門書としてはピッ...
-
音楽療法は、さまざまな福祉施設・医療の現場などに取り入れられるようになり、近年ますます注目を集めるようになっています。 音楽療法の歴史は大変古く、自然崇拝などの宗教が誕生した頃には既に取り入れられていました。 宗教儀式や呪術に音楽が使われることは多く、音楽をもちいて人々の感情を鼓...
音楽療法の歴史:日本ではどうだった?
日本における音楽療法の歴史としては、まず1986年に「日本バイオミュージック研究会」が発足。 これが5年後の1991年には「日本バイオミュージック学会」となり、さらに1995年、全日本音楽療法連盟が誕生しました。 この連盟の目的は、医療界に音楽療法の普及を行い、国家専門医療者とし...
0 件のコメント:
コメントを投稿