オルゴール療法という、音楽療法があります。
佐伯吉捷氏が提唱、実践しているもので、オルゴールの発する高音域の周波数が脳幹を刺激し、自律神経の働きに良い影響を与える効果があるそうです。
72弁のオルゴールが奏でる音楽には、超低周波から超高周波まで、豊かな周波数が存在しており、これが脳を刺激することで、リラックスさせたりホルモンの分泌を正常に近づけたりするのではないかと考えられています。
72弁のオルゴールは高価なものですが、CDやテープなどのオルゴール音楽集ではなく、生演奏でなければならない理由があります。
それは、周波数帯域の問題です。
CDやテープなどに録音されたオルゴール音楽では、肝心の高周波や低周波の帯域がカットされてしまうため、同じように音楽を聴いていても、生演奏ほどの効果はないとされています。
ただし実施にあたっては、その効果については個人差があることを了解の上で選択することをおすすめします。
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