音楽療法は、さまざまな福祉施設・医療の現場などに取り入れられるようになり、近年ますます注目を集めるようになっています。
音楽療法の歴史は大変古く、自然崇拝などの宗教が誕生した頃には既に取り入れられていました。
宗教儀式や呪術に音楽が使われることは多く、音楽をもちいて人々の感情を鼓舞したり、信仰を深めるために利用されていたようです。
また、三千年前のユダヤ王、サウルのうつ病を羊飼いの青年が奏でる竪琴の音で治したという故事があります。
古代ギリシャのアリストテレスも、音楽がうつ状態を解消して悩みやすっきりしない気分を改善することに着目し、「カタルシス効果」と呼び、その効果を認め、音楽に医学的価値をおいていました。
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